王子神社の大イチョウ
樹齢550-700
樹種イチョウ(Ginkgo biloba)
1945年の空襲は神社とその社殿、そして他の古木を焼き尽くした。残ったのがこのイチョウである。王子神社は東京が焼けた夜の一つに焼失し、かつて境内にあった大きなクスノキも建物とともに失われたが、このイチョウは焼け残り、今では境内で最も大きな木として高さ24メートルにまで育っている。豊島氏が元亨年間(1321~1324年)に神社を創建したとされ、神社の言い伝えによればイチョウもその頃に植えられたといい、これが樹齢約600年という数字の根拠になっている。これはこの木についての神社側の伝承であって年輪による測定ではないので、伝承として読んでほしい。東京都は1939年にこの木を天然記念物に指定した。登録では3月、ある地元の記録では5月とされており、この食い違いは今さら決着のつけようがない。幹周りをめぐる議論の方が興味深い。現在の幹周りは5.2メートルだが、1924年の記録では同じ木について6.36メートルとされている。木の衰えなのか、測定した高さが違うのか、単なる書き写しの誤りなのか、今となっては分からない。どちらの数字も、誰かが実際にメジャーを当てて確かめるまではそのまま残しておく。神社は東京十社の一つで、駅から3分の距離にある。
- 幹回り
- 5.2 m
- 場所
- 1-1-12 Oji Honcho, Kita-ku, Tokyo 114-0022 (Oji, Kita)
- 見学
- 無料。神社の境内は日中開放されている。
- 行き方
- JR京浜東北線・東京メトロ南北線 王子駅北口から徒歩3分
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このページの情報の出どころ。
- tokyo (Tokyo Metropolitan Natural Monument register, designated 1939)
- akabane-shinbun.com
- tokyo-jinjacho.or.jp
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