東京で最も古い樹木はどれですか。

東京で最も古い木は、港区元麻布の善福寺にあるイチョウで、樹齢は約750年と推定され、1926年から国の天然記念物に指定されている。低い枝から気根が垂れ下がる姿から「逆さイチョウ」と呼ばれ、麻布十番駅から徒歩7分のところに立っている。

東京の「最も古い木」には、他の多くの首都よりも競合が多い。浅草の浅草寺にも幹を焼かれたイチョウがあり、12世紀の源頼朝に結びつけられた伝説から、通常は樹齢約800年とされている。善福寺の一本より古いことになる。ただしその年数はすべて口伝によるもので、この木は1945年の焼損の後に天然記念物の指定を失っている。一方で善福寺のイチョウは1926年に指定された国の天然記念物であり今も有効で、年輪からの推定もおよそ750年を裏付けている。ガイドブックも港区の観光部門もこれを東京最古の生きている木と呼び、浅草寺の一本は、惜しいが検証の弱い二番手として扱っている。二本には共通点がある。1945年3月の同じ空襲を、どちらも生き延びた。イチョウの材は、ほかの多くの樹木と違って火がつきにくいからである。善福寺の木にはさらに自分の伝説があり、1229年に親鸞が地面に挿した杖から育ったと伝えられている。行き方は、南北線または大江戸線の麻布十番駅から徒歩7分。

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