中島公園のヤナギ
樹齢200-300
樹種エゾヤナギ(Salix rorida)
推定が正しければ、このヤナギは札幌より先にここにいた。環境省は樹齢を200年から300年としており、街の区画が引かれ始めたのは1869年だから、短いほうを取っても、測量隊が最初の線を引いたとき、すでに原野に育った大木だったことになる。中島公園の南端、鴨々川にかかる南14条の橋の近くに立っていて、道路に近いため、資料はわざわざ運転者に見とれないようにと注意している。梢を失っているので昔より背は低い。それでも24ヘクタールの公園でいちばん大きな木である。 樹種については二つの役所が食い違っている。公園の事務所はエゾヤナギ、Salix roridaと呼び、環境省のデータベースはシロヤナギ、Salix jessoensisとして登録している。決着はついておらず、このページもついたふりはしない。中島公園は飲み屋街のすすきのに隣り合い、小堀遠州の設計と伝わる茶室と、開拓使が建てた洋風ホテルの豊平館があって、どちらも国の重要文化財である。ヤナギはそのどちらより古く、排気の多い道路のわきで、健康なまま立っている。
- 幹回り
- 4.4 m
- 場所
- Nakajima Park, Minami 14-jo Nishi 4, Chuo-ku, Sapporo 064-0914 (Nakajima)
- 見学
- 無料。公園で、いつでも入れる。
- 行き方
- 地下鉄中島公園駅から南端まで徒歩約8分。
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