小金湯の桂不動
樹齢200-750
樹種カツラ(Cercidiphyllum japonicum)
温泉はこの木の下から湧き、木のほうが神になった。小金湯は定山渓へ上る道沿い、豊平川の右岸にあり、温泉自身の由来は湯がカツラの根元から湧き出たと伝えている。木につけられた名は不動の桂ではなく桂不動で、不動明王に属する木ではなく、カツラそのものが不動明王だという意味になる。そこを考えて名づけた人がいる。木の前には鳥居が立ち、幹には注連縄が回されている。 幹まわり11.4メートル、樹高20メートル、根が地表を太く這っている。北海道は記念保護樹に指定している。板にある750年は伝承であり、伝承として読むべき数字だ。そもそも湯の発見からして食い違っている。説明板は、1866年に定山渓を見つけた修行僧の定山がここも見つけたかのように読めるが、温泉自身のサイトは1883年ごろに熊本からの入植者が行き当たったとしている。商売の利害がある側のほうが、地味でありそうな話を語っているのは書きとめておく価値がある。木は入口の駐車場に立っている。
- 幹回り
- 11.4 m
- 場所
- Koganeyu Onsen, Minami-ku, Sapporo 061-2274 (Koganeyu)
- 見学
- 無料。温泉の前庭にあり、駐車場から見える。
- 行き方
- 札幌中心部から国道230号を定山渓方面へ約25キロ。バスまたは車。
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