奈良公園で最も太いクロマツ
樹齢200-280
樹種クロマツ(Pinus thunbergii)
おおよその位置です。
奈良公園には何百年ものあいだ、姿がふさわしいという理由だけでクロマツが植えられてきた。これはその長い習慣の、最も太い生き残りである。幹回り3.5メートル、高さ28メートル、樹齢はおよそ250年で、植えられたのは江戸時代の半ばということになる。このページで最も行きやすい木でもある。駅から5分ほど、興福寺の国宝館のある区画の角に立っている。見上げる前に、足元を見てほしい。公園にはムササビがいて、松かさをかじって種を取り出し、かじり跡の残った芯を木の下に落としていく。その形を、地元の人は海老フライにたとえる。細く削られたものが道に転がっていれば、夜のあいだ樹冠に何かがいた証拠である。公園の巨樹を紹介する公式の案内は、この木の項をこう結んでいる。ここに植えた江戸の庭師たちは、その育ちぶりに満足するだろう、と。公園全体についての、公平な要約でもある。
- 幹回り
- 3.54 m
- 場所
- Nara Park, northeast corner of the Kofuku-ji National Treasure Hall block (Nara Park)
- 見学
- 無料。開かれた公園で、時間の制限はない。
- 行き方
- 近鉄奈良駅から徒歩約5分。
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