清武の大楠
樹齢400-900
樹種クスノキ(Cinnamomum camphora)
戦時中、人々はこの木の中に避難した。幹には口のような開口があり、その奥の空洞は七、八畳の部屋の床ほどの広さがある。講談社の天然記念物の調査書は、ここが臨時の防空壕として使われたと記録している。機銃掃射や爆弾に対してそれが役に立ったかどうかは試されなかった。攻撃が来なかったからである。クスノキは船引神社のわきの丘のふもとに立ち、その神社の立札は創建を1087年としていて、木に与えられた900年という樹齢は、二つが同時に始まったという前提でその年を移したものだ。大きな前提であり、そしてこれが唯一の根拠である。測られているのは大きさのほうで、そこに争いはない。環境庁の調査で幹周り13.2メートル、樹高35メートル、国内でも最大級のクスノキに入る。神社は仲哀天皇、神功皇后、その子の応神天皇という八幡の神々を祀っており、木も地元では八幡楠と呼ばれている。1951年6月から国の天然記念物である。この数十年で、着生植物が目に見えて厚くなってきている。
- 幹回り
- 13.2 m
- 場所
- Funabiki Shrine, Funabiki, Kiyotake-cho, Miyazaki 889-1611 (Kiyotake)
- 見学
- 無料。境内は毎日開いている。
- 行き方
- JR日豊本線で清武駅、そこから北西へ徒歩約1.6キロ。
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