宮崎神宮のラクウショウ
樹齢110-150
樹種ラクウショウ(Taxodium distichum)
これは日本最大のラクウショウで、そしてこの国ではよそ者である。Taxodium distichumはアメリカ南東部の湿地に自生する木で、誰かが持ち込むまでこの国には存在しなかった。だから日本にあるものはすべて人が植えたもので、環境省の巨樹データベースは二つの異なる和名のもとに27本を収めている。この木はその一番である。樹高24メートル、幹周り5メートル、宮崎神宮の表参道の入口近く、入って左側に立つ。葉を落とす針葉樹で、日本では珍しく人を戸惑わせる。自生地の湿地では、幹のまわりの地面から気根と呼ばれる木質のこぶを立ち上げる。樹齢はあいまいで、このページもそうでないふりはしない。県の巨樹百選の立札が1992年に立ったとき100年とされていて、それを繰り上げると今およそ130年になる。この木が立つ神宮は神武天皇を祀っており、記紀によれば神武天皇はこの国から国を興すために発った。そして境内は、街の真ん中にある大きな静かな森である。
- 幹回り
- 5 m
- 場所
- Miyazaki Shrine, Jingu 2-chome, Miyazaki 880-0053 (Jingu)
- 見学
- 無料。境内は毎日開いている。
- 行き方
- JR宮崎神宮駅から徒歩約5分。
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