樹齢1000-1300
樹種エドヒガン(Prunus itosakura, syn. Prunus subhirtella var. ascendens)
1993年のこの桜は、ほとんど花をつけていなかった。いまは四月ごとに約1万人が、その花を見に来る。衰えは1967年から始まって三十年続き、1997年に治療が始まった。根の周りの土壌を改良し、木が不定根を出すよう促す作業である。市の2020年の調査では相当に回復していた。その調査は樹高13.8メートル、胸高の幹周り6.3メートル、根元で7メートルと測っており、日本で記録された桜の中でも最も古く最も太い十本に入る。エドヒガンは、この国の古桜の大半を占める長命な種で、この木は1951年6月から国の天然記念物である。指定される前は領主の特権だった。出石藩の藩主はここへ花見に来ており、1823年には藩の儒学者、桜井石門がこの木を仙桜と名づけている。いまは播磨を横切る日本遺産の道、銀の馬車道の上に立つ。樹齢は記録ではなく言い伝えである。資料は千年を超えると言われるとしか書いておらず、年輪を数えた者はいない。たどり着くには車と、それから山道を十五分。花の週には進入路が一方通行になり、誰かが仮設トイレを立てる。その歩きが何人にとって価値のあるものか、それで分かる。
- 幹回り
- 6.3 m
- 場所
- Oya-cho Tarumi, Yabu City, Hyogo, Japan (a forest trail off the prefectural road along the Oya River, from Oya Junior High School) (Oya-cho, Yabu City, roughly 20 km (mountain road, no public transport route found) from Asago, which we already publish; treated as its own single-tree place rather than joined to Asago)
- 見学
- 無料、市が管理する土地にある。小さな駐車場(20台ほど)から山道を15分ほど歩く。四月上旬から中旬の花の盛りには一方通行の交通規制と仮設トイレが用意され、この時期は約1万人が訪れる。公共交通の経路は見つかっておらず、実質的に車が必要である。
- 行き方
- この場所に通じる駅やバス停は見つかっていない。最寄りの手段は車で、大屋中学校から大屋川沿いの県道を進み、そこから徒歩15分。
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