名古屋城のカヤ
樹齢400-600
樹種カヤ(Torreya nucifera)
この木を見るにはチケットが必要です城の敷地は入場料が必要。毎日開いている。
1615年、尾張の殿様は戦に出る前にこの木の実を食べ、その後継者たちは二世紀半にわたって正月ごとに同じ実を食べ続けた。立札はそっけなく記している。尾張徳川家の初代、徳川義直はこのカヤの実を食べてから大坂へ出立した。続く夏の陣は豊臣家を終わらせ、徳川の世を決めた。以後、尾張の殿様たちは年の初めにこの実を食べた。木は1932年7月から国の天然記念物である。根元からいくつもの幹に分かれる形で、日本語では箒カヤ、千本カヤと呼ばれる。いまは何本もの支柱で支えられ、枝の一部にはワイヤーが入っている。細い下枝は切ったほうがこの木のためになるが、国の天然記念物なので切れない。正月の話が効いてくるのは、そのあとに起きたことのためだ。名古屋城と本丸御殿は1945年の空襲で焼け、このカヤは火を受けて、それでも死ななかった。
- 幹回り
- 8.1 m
- 場所
- Honmaru, Nagoya Castle, Naka-ku, Nagoya 460-0031 (Honmaru)
- 行き方
- 地下鉄市役所駅から徒歩約5分。
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