神明宮の大ケヤキ
樹齢300-1000
樹種ケヤキ(Zelkova serrata)
サーカスの詩は、この境内から出てきた。中原中也は幼少期の一部を金沢で過ごし、ここの境内で見た軽業が、近代日本語でよく知られた詩のひとつ「サーカス」の背景にあるといわれる。同じ地面で室生犀星も遊んだ。神明宮は前田家に重んじられ、町の人はお神明さんと呼んだ。 境内のケヤキは樹高33メートル、幹まわり7.8メートルで、七尾市の一本と並んで石川県で最も太いケヤキである。それでいて、環境省の巨樹データベースにはまったく載っていない。場所によっては二本が癒着したようにも見えるが、そうかどうかを確かめた人はいない。板に書かれた千年は、木を測った数字ではなく神社が自らの古さについて語る数字であり、正直なところ、この木はとても大きく、年齢は分かっていない。ケヤキは日本の寺社を建ててきた材で、木理が通っていて硬い。この大きさのものがどこにもほとんど残らなかった理由のひとつである。この一本は、市内でいちばん人の多い交差点から犀川大橋を渡って数分のところに立っている。
- 幹回り
- 7.8 m
- 場所
- Shinmeigu, Nomachi 2-chome, Kanazawa 921-8031 (Nomachi)
- 見学
- 無料。境内は毎日開いている。
- 行き方
- 香林坊から犀川大橋を渡って徒歩約8分。
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