照国公園のクロガネモチ
樹齢150-200
樹種クロガネモチ(Ilex rotunda)
この木が見下ろす交差点で、四本の国道が終わっている。国道3号は九州の西海岸を、国道10号は東海岸を下ってきて、225号と226号とともに、照国神社の南の交差点で終点になる。クロガネモチは公園の南の角、その交差点にいちばん近い木である。この種は南日本の街路や庭にいくらでもあって、この大きさになることはめったにない。1.5メートルの高さで幹回り4.85メートル、高さ13.5メートル、市の見積もりで樹齢およそ180年。一本の幹ではなく株立ちなので、この数字は株全体のものだが、支える樹冠は広く均一で、少し離れれば一本の木に見える。市は1974年3月20日、最初に指定した一群のなかでこれを保存樹第6号にした。公園は事実上、鹿児島県立博物館の前庭である。隣の神社が祀るのは島津斉彬で、1850年代に薩摩へ反射炉とガラス工場を持ち込み、日本人の撮った現存最古の写真に収まり、事業を半ばにして49歳で死んだ殿様である。この種の雌株は冬じゅう赤い実を密につける。人がこれを植える理由のほとんどはそこにある。
- 幹回り
- 4.85 m
- 場所
- Terukuni Park, Shiroyama-cho 1, Kagoshima 892-0853 (Shiroyama-cho)
- 見学
- 無料。開かれた公園。
- 行き方
- 市電「天文館通」または「市役所前」から徒歩約8分。
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