鹿児島神社のクスノキ
樹齢300-600
樹種クスノキ(Cinnamomum camphora)
鹿児島の保存樹の台帳は、このクスノキから始まる。1974年3月20日、市は新しい条例のもとで最初の木を指定し、その第1号になったのが、草牟田の鹿児島神社の境内の真ん中に立つこの木である。台帳は1.5メートルの高さで幹回り7.30メートル、高さ24.5メートル、樹齢およそ600年とする。環境庁は同じ木を6.8メートル、26メートルと計測し、樹齢は300年以上とした。だから600年のほうは確定した年代ではなく市の見積もりで、二つの差が、だれかが知っていることの正直な幅である。この神社には宇治瀬という別名があり、地元の人だけが使う三つ目の呼び方、うっせさもある。宇治瀬さまを薩摩の言葉で言ったものだ。宇治瀬は渦を巻く水を指すと考えられていて、かつて社があったとされる錦江湾の神瀬の渦とも、この土地の下を流れていた甲突川の瀬とも言われる。どちらとも決まっていない。クスノキは境内の中央に一本で立ち、蔓が幹をかなり上まで這っているが、気にする様子はない。本当の樹齢をご存じの方、あるいは年輪を調べた方がいれば、ぜひ教えてほしい。
- 幹回り
- 7.3 m
- 場所
- Kagoshima Shrine, Somuta 2-58-3, Kagoshima 890-0013 (Somuta)
- 見学
- 無料。境内は毎日開いている。
- 行き方
- 市バス「草牟田」下車、または鹿児島中央駅から徒歩約25分。
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