樹齢記録なし
樹種シブナシガヤ(Torreya nucifera var. shibunashi)
国がこの種の木を天然記念物にしているのは、日本で二、三本だけである。そのうちの二本が伊賀に約1キロを隔てて立っていて、これがその二本目になる。 果号寺のシブナシガヤは、果号寺の境内の北東側に生えている。シブナシとは渋がないという意味で、ふつうのカヤの実は苦い渋皮に包まれているのに、この変種の実は包まれていない。江戸時代にはそれが値のつくものだった。搾って食用油にし、砂糖をかけて、伊賀と木曽で作られるかやあられという菓子にもした。 地上50センチのところで幹周3.7メートル、90センチほどの高さで三本の大枝に分かれる。樹冠は東西15メートル、南北18メートルに広がり、高さは約20メートル。背が高い木というより横に広い木である。毎年夏の終わりに実をたくさんつける。樹齢の分からない木が元気であることの、いちばん分かりやすい証拠がこれである。 年代を測った人はいない。国の指定も、県が選んだ名木百本のリストも、何であるかを記録していて、どれだけ古いかは記録していない。見つかった資料にその空白を埋めるものはない。数字をご存じなら教えてほしい。 見学は無料で、寺に駐車場とトイレがある。上野市駅からタクシーで約15分。
- 推定樹齢
- 記録なし
- 幹回り
- 3.7 m
- 場所
- Kagoji Temple, Nishiyama 1182, Iga City, Mie Prefecture, Japan (Nishiyama, Iga City, about 1km from Takakura Shrine (iga_001))
- 見学
- 無料。果号寺の境内の北東側にあり、駐車場とトイレがある。
- 行き方
- 伊賀鉄道の上野市駅からタクシーで約15分、または名神高速道路の大内ICから車で約15分。伊賀の高倉神社のシブナシガヤから約1キロ。
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