根回りを測ると、この二本のクスノキはそれぞれ24メートルになる。その上に立つ幹とかけ離れた数字なのには理由がある。六所神社の社殿をいつかの時代に建て替えた際、木の周りの地面が削られ、埋もれていた根元がむき出しのまま残されたのだ。 幹だけでも十分に巨大である。目通りで、参道脇の手前の木、熊野神木は8.5メートル、奥の住吉神木は7.5メートル。福岡県は1960年4月、この二本を県の天然記念物第41号に指定した。 高さは、どの資料を読むかで変わる。糸島市は28メートルと39メートルとし、県の解説と思われる別の資料は28メートルと29メートルとする。39は29の誤りかもしれない。両方を示し、どちらとも決めない。樹齢も同じように食い違う。市は二本とも千年以上とし、もう一方の資料は推定約800年以上とする。正直な答えはその間のどこかにある。 周りの神社にも長い記録がある。記録に残る最古の社殿は1531年に大友義鑑が建て、天正年間に焼失し、1631年に黒田忠之が再建した。社伝では創建を神功皇后の時代、1300年以上前にさかのぼるとする。 福岡から西へ約27km、糸島市志摩馬場への日帰りの旅になる。境内はいつでも開いている。
六所神社, 福岡県糸島市志摩馬場344 (Rokusho Shrine, Shima-Baba 344, Itoshima)
神社の境内、無料、参拝自由。
福岡市中心部から西へ約27km。JR筑前前原駅からコミュニティバス(九大線)で馬場バス停下車、徒歩1分。前原ICから車で12分。福岡市中心部からは電車とバスでおよそ1時間(未確認)。
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